「食のソリューションカンパニー」を
企画力と開発力で目指す。
顧問
丸田 憲司
2016年 | 入社 |
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2019年 | 顧問就任 |
開発営業部 部長
吉川 東水
2014年 | 入社 |
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2019年 | 開発営業部部長就任 |
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Q UFIの商品開発とは、どのような仕事ですか?
吉川が商品の味や中身を担当するのに対して、私はNB商品のコンセプトの立案や、それに基づくパッケージデザインのディレクションといった商品全体のプロデュースを担当しています。
丸田
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Q UFIの強みについて教えてください。
ひと言でいえば、自社で一括管理しながらモノづくりができることですね。国内外に自社のグループ工場があることも強みですね。
丸田
たしかに海外にも拠点があることは、UFIの企画力につながっていると思います。例えばアメリカのトレンドを先取り
して、それを日本向けにアレンジするといったことが自社で完結できる環境は珍しいかもしれないですね。吉川
海外から情報を仕入れて味を開発し、日本人の市場や価格帯に合うものをつくれること。それを市場に安全に
ディストリビュートできること。この2つは自信を持ってアピールできることですね。あとは、開発スピードが速いことも強みかもしれないですね。丸田
長年培ってきたメーカーとのつながりやノウハウがありますからね。あまり知られていませんが、食品を世の中に出すためには様々な試験や手続きが必要で、案外開発そのものより時間がかかることが多いんです。当社の場合、すでに
試験や手続きなどを済ませた素材をメーカーが持ち込んでくれることも多いので、通常3年くらいかかるものを
1年足らずで世の中に届けることができるんです。吉川
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Q どんなことを意識して仕事をしていますか?
私の仕事は、言ってしまえばレシピ開発のようなものですが、そこにどれだけ自分の想いを込められるかを大事にしています。ネットや本を読んでその真似事でレシピはつくれるし、商品もつくれてしまうんですが、想いが入っていないと不思議なくらい売れないんです。当たり前ですが、使用する原料には一つひとつに意味があるので、開発者はそれらを使う意図を説明できなくてはいけないと思っています。誰かがつくったレシピのコピーではなく、付加価値をつけるのは作り手の想いですから。
吉川
私の場合は、海外のスーパーマーケットがとにかく大好きで(笑)。いまだに出張や旅行で海外へ行くと立ち寄って
います。仕事なのか趣味なのか区別がつかないところですが、そこでワクワクする気持ちを自分たちのNB商品にも
落とし込みたくて試行錯誤していますね。例えば、日本のパッケージデザインは情報が多いのに対して、海外の
パッケージは情報よりも先に世界観が伝わってくる。そのあたりを意識した企画を考えるようにしています。丸田
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Q UFIとはどんな職場で、どんな人が活躍していますか?
商品開発の仕事に限らず、自主性の高い人が活き活きしている会社のような気がしますね。
指示を待つのではなく、自分でいろいろ考えて動ける人が活躍していると思います。吉川
自分も含めてみんな好き勝手なことを言いながら仕事をしていて、自由で活気がある職場だと思います。
人事担当が言うには、元気がよくて、責任感が強くて、自分の意見を言う人が、必要とする人材像ですね。丸田
特に商品開発の仕事は、センスや感性が大切なので、食べることが好きな人やトレンドを知るのが好きという人は、
その好きを突き詰めていけると思うので楽しく成長できると思います。吉川
たしかに食べ物が好きで、売り場が好きで、買い物が好きで、流行も好きで…。そういう人とは一緒に仕事がしたい
ですね。自由度が高くてチャンスも多いので、行動力が伴えば、自分の好きを活かしながらやりがいを感じられる
大きな仕事もできる環境だと思いますね。丸田
あとは女性にとっても働きやすい環境だと思います。仕事への評価もフラットなので、年齢に関係なくキャリアアップが目指せると思います。
吉川
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Q 今後の展開について教えてください。
2020年から食品衛生法が改正され、OEM商品も製造者の欄に私たちの工場がクレジットされるようになりました
(一部の商品を除く)。UFIが表舞台に立つ良い機会だと捉えて、OEMだけでなくNB商品でも注目を集められるように良いモノを生み出していきたいですね。吉川
これまでは「OEM専業の食品メーカーです」というのがひとつの売りでしたが、今後は総合食品メーカーとしてUFIを発信していきたい。引き続き、OEM案件やNB案件で自分たちの優位性を示すことで、単なる自社工場を持った食品
メーカーではなく「食のソリューションカンパニー」としてUFIのブランドイメージを確立させていきたいですね。丸田
当社の商品開発は、おもにOEM、NB、海外輸出品の3つに分けられます。OEMは営業担当が企業から受注したものを
商品化していくイメージです。一方でNB商品は社内のマーケティングの部署から相談を受けるパターンがほとんど
です。海外輸出品はOEMとNB両方がありますね。
吉川